どんな内容の話でも「言いたいこと」や「伝えたいこと」がありますよね。
「相手に伝わらない」から話すことを諦めてしまう。
大切なのは
「話のポイントは頭に持ってくる」
これら話の核心部分は初めにもってくることで相手を引き込みます。
いきなり大胆な結論(伝えたいこと)をぶつけ、相手を引き込むことを
心理効果の「初頭効果」といいます。
もっとわかりやすくいうと「つかみ」を大切にします。
学生時代に小論文で
- 序論
- 本論
- 結論
の順で序論の部分であらかじめ結論を述べ、本論でそれを検証し、
再度結論を繰り返すという手法がとられます。
話の冒頭で相手に大胆な結論をぶつけ、相手の関心を引いてから展開します。
話しの最後にもう一押しする
話しのポイントを後半に持ってくることを「新近効果」といいます。
初頭効果とは違った記憶に残しやすい手法になります。
ポイントは2つになります。
- 初頭効果
- 新近効果
を使って最初と最後に「伝えたいこと」を言うことで
相手の記憶に刻み込みます。
会話にルールを作ろう
会話には道筋があるとわかりやすい。
例えば、この話で笑わせて、場が和んだら次にこの話をしようといった
道筋をたてます。この道筋を心理学では「スクリプト」と呼ばれています。
アドリブではなかなか対応できないことがあります。
「相手が褒めてくれたらありがとうとお礼を言う」ということもスクリプトとして考えることができます。
会話力にはパターンを準備しておくことをおすすめします。
少しだけ大きな声で話す
普段から自分の声の大きさについて考えることは少ないですよね。
自分の声が大きいか小さいなどはほとんど意識していません。
大事なことは
「声のボリュームをほんのちょっと大きくする」
これを意識することで説得力が違ったものになります。
ある実験では70dbと75dbの声の大きさでは75dbの方が
「論理的で話に説得力がある」と回答をえた。
元気がないと大きな声は出せない?
うつ的症状を持つ人の中には最初から大きな声が出せない人が多くいます。
そして大きな声を出せるようになった時徐々に元気も出て心を開くようになりました。
普段から「やや大きめの声」でしゃべることで自らを鼓舞します。
人が苦手な人はまずは大きな声を出すことを意識しましょう。