仕事術

伝える力

リーダーの会話術

ビジョンが無くても大丈夫

ビジネスの本を読むと「ビジョンがないと部下はついてこない」

いった内容が書かれています。部下(後輩)に自分のビジョンを伝えることは難しいです。

必要なことは「伝える力」です。

どんなに優れたビジョンをもっていてもそれだけで組織を動かすことは出来ません。

 

人に動いてもらい、組織を動かそうとするならは、自分の言葉でビジョンを
伝えることが必要になります。

 

伝える能力が必要

中身に重点を置きそうになりますが、「伝え方」大切になります。

例えば、「有名になってアメリカで成功する!」という、傍目から見れば馬鹿げていても

自分のビジョンを伝える能力が優れていたら、夢に力を貸してくれる人も出てくることもあります。

もう一つ例を挙げるとすれば、弱小野球部の監督が「甲子園で優勝するぞ」と

ビジョンを語ることがあったとします。

伝える力があれば生徒たちもついてきます。反対に伝え方が上手でない場合は、

どんなに優れたビジョンを語ったとしても人は動きません。

ビジョンを語ることができても、伝える能力が無ければチームには伝わりません。

必要なのは伝える力です。

 

 

大事な会議は少人数でやる

自分の意思を伝えたいのに伝わらない。こんな経験はありませんか、10人になると自分の意見は通りにくくなり、意見も言いにくくなります。

3~4人の会議なら、発言の機会も増えるだろうし、自分の意見も通りやすくなります。

 

 

10人のチームの場合はリーダー的存在が現れることでリーダー役の人が1人で説明をしゃべり、他のメンバーは聞き役に回りがちになります。

会話に割り込めず発言の機会も減りやすくなります。

 

特に、リーダーが場を作り、話の流れをリードすることになるので、実りのある話の場になりにくい傾向があります。

 

相手の変化を気長に待つ

 

相手に納得してもらうには時間がかかることがあります。

人の心は、言われてすぐに変化することは少なく、時間をかけてゆっくりと変化していくのが人の心です。

長時間をかけて起こる心理的変化のことを「スリーパー効果」といいます。

説得する場合のように、相手を自分の思う方向に変えて欲しいときには

時間をかけた方が気持ちは変化しやすくなります。

 

スリーパー効果

自分と異なった意見を受け入れるのには、それなりに時間が必要になります。

自分が言われてすぐに聞き入れるには敗北感や否定されている気になります。

では、相手に伝える場合はどうでしょうか?

「言うべきことを言う」ことは大切です。

しかし、相手の変化は気長に待つようにしましょう。

 

 

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