名前を入れ込むと親密度がアップする?

漫画や雑誌で自分と同じ名字を見つけると、
思わず”オッ”と内容に引き込まれることはありませんか?
普段はあまり意識していなくても、自分の名前は潜在意識に深く刻まれています。
つまり、会話の中には相手の名前を入れることをおすすめします。
もちろん自分の名前も入れておくことで相手の潜在意識に刷り込みます。
メールの中にも自分の名前をいれる

メールの中には自分の名前をいれていくことをおすすめします。
例えば私は、
「お疲れさまです。
○○さん。○○○○です。」
といった一文を入れる。いつものよくある例文の
「いつもお世話になっております」だけでは親密さはきづきにくくなります。
名前をいれることで相手の存在を認め、
覚えていることをアピールして親密度を高めます。
さらに、自分の名前をいれることで、相手に名前を再確認してもらい
「他人ではない」親密な仲だと認識させます。
お互いの名前を確認するだけで、そこには「お互いに利害関係」があると思わせその関係には協力反応を引き出します。
たかが名前と軽んじることは出来ません。
例えば、「君はどう思う?」よりも「鈴木さんはどう思う?」と名前をいれる。
名前をいれるだけで他人ではないと親密さが生まれます。
別れ際で相手の関心を引く

相手の関心を引きたいと思ったとき、相手に「また会いたい」と思わせたいのなら、
別れ際の言葉がとても大切になります。
どんなに面白い話であっても話すタイミングを間違ってしまっては意味がなくなります。
例えば、会話でいきなり重たい内容の話をする人がいます。
聞き手の相手は重たい内容の話をされても困惑してしまいます。
会話の上手な人は、ただ面白い話題を提供するだけではなく、それを絶妙なタイミングで話をするテクニックをもっています。
誰だって、いきなりプライベートな話題は控え、なるべく会話の終盤に持ち出すことをおすすめします。
相手の関心を引くには?
会話の最後で別れ際に関心を引くテクニックがあります。
例として、「まだ、話していないことがあるんだよね。」と語ります。
当然、相手は「えっ何々?」と興味を持つようになります。
そこですかさず
「今度メールでゆっくり話します。」
「明日電話するから、その時にでも」
といって別れます。相手は話が気になり、次に会うまで
関心を引きつけたまま次へとつなげることができます。
面白い話は、別れ際にさりげなく使うことをおすすめします。
コンテキスト効果って何?

心理学の世界で「コンテキスト効果」(文脈効果)とも呼ばれます。
友達についての話と同僚についての話のどちらの質問の次に
「もう少し時間のかかる質問にこたえていただけますか?」と尋ねると、
友達について話した人の半数が承諾してくれることが分かりました。
友達について話していると楽しい気分になり、質問にも答えてあげようと
いう気持ちになることが分かりました。
友達の話から会話をはじめる
相手と仲良くなりたい場合はまずは相手にとって楽しい話題からスタートすることをおすすめします。
- 友達の話
- 好きなタレントの話
- 好きな映画
など相手に楽しいイメージをさせてからその文脈に乗っかる形で徐々に自分の話を織り交ぜます。
もっと言うと、言いにくいことを伝えることもできます。
「コンテキスト効果」を上手に使いましょう。
プレゼントは先に渡そう

「コンテキスト効果」を利用した会話術を伝えましたが、文脈など言葉に限った話ではありません。
大切なことは相手を楽しい気分、嬉しい気分にすることができればよいので
言葉を使わなくても可能になります。
代表的な例がプレゼントになります。
取引先や目上の人にあいさつに行くとき、あるいは友人のところへ訪問する時にプレゼントは会ってからすぐに渡した方をおすすめします。
やってはいけないことは、
「荷物になるかもしれないから最後に渡そうとする」ことです。
心理学的に考えるならば、会ってからすぐにプレゼントをします。
そして相手を喜ばせたところで本題に移っていくことが理想になります。
プレゼントは高価なものでなくてもかまいません。
お菓子やノベルティグッズで問題ありません。
「プレゼント」によるムード効果
街中の商店街を歩いていると、路上で「アンケートに答えてください」と言われたことはありませんか?
➀ノベルティグッズを無料で配られたあと数十メートル進んでアンケートを求められた場合②ノベルティグッズなしでアンケートを求められた場合
①のプレゼントを配られた後でアンケートを求められた方が
アンケートに答えてもらいやすくなります。
プレゼントを先に渡すことで相手をいい気分なってもらい願い事を聞いてもらう方法です。
「ムード効果」心理学を利用したものになります。