目標があるかないかで大きな差になる

仕事の速い人は明確な目標がある
大きな目標のある人は集中力も高まり仕事が速くなります。目標をもち、その日にやるべきことを把握しています。いたずらに日々を過ごすことはありません。
その日その日にやるべきことをきちんとやることで将来の大きな目標に到達することをわかっているからです。よくある思考のひとつに、成功のゴールイメージからの逆算があります。
逆算することで今日やるべきことが決まってくるという考え方です。その結果として、仕事に迷うことが無くなり仕事を速く進めることができるようになります。
仕事の遅い人は目標がない=漫然と仕事をする
仕事の遅い人は大きな目標を持ちません。常に目の前にある仕事をこなそうと「時間が無くて仕方がない」という状況になります。
目標設定を決めることをしないで漫然と仕事をしているのでゴールイメージからの逆算もできません。
もしかしたら今やっている仕事も実は雑事を一生懸命こなしているだけかもしれません。やるべきことは多いのですが、目標の達成には結び付かないのでモチベーションが上がらず、仕事も遅くなってしまいます。
小さな目標設定期限を決めてやる
目標がなく、仕事の遅い人はまず、人生を賭けた大きな目標ではなく、今日のノルマ分の仕事に対しての目標設定を決めます。その日の小さな目標をもち、丹念にコツコツと積み重ねていくことで目標を決めることができます。例えば、「お昼までにこの仕事を切り上げる」ということも目標設定となります。
小さな目標の達成を繰り返すことでムダがなくなり、仕事のスピードが上がります。小さな目標設定が習慣になればゴールイメージからの逆算をします。今やっている仕事がもっと仕事が速くなります。
指示が出る前から取りかかる人と指示待ちをする人
手すきの時間を無駄にしない
能動的に仕事をすると速くなる
「上司から指示を待つ」間に自分のための仕事をします。
「今やっていることが将来の目標に結びつく」と考え、自分で仕事を見つけ率先して何かをやろうとすることが大切になります。仕事がつまらないとダラダラと過ごしてしまい時間を無駄にしてしまいがちです。
割り振られた仕事をいかに効率よくこなしていくかを考えながら取り組みます。自分で調べてみた方が速いことが見つかればそれを実践し、ムダだと思える工程を削ることで仕事が速くなります。
受け身になっていると仕事が遅くなる
言われたとおりに確実に遂行することもとても大切なことです。あわせて仕事の速さを求めたい場合は受け身で仕事をするだけではなく、工夫できるところは工夫をしないと仕事は速くなりません。
その仕事が「好き」か「嫌い」または、将来の目標につながるかつながらないかで「受け身」になると考えられます。「好きなこと」に対しては一生懸命自分で考え工夫をします。「好き」になれない人も興味を持つだけでも工夫をする気づきを持てます。
まずは、興味を持つことから始めてみることをおすすめします。
自分の仕事を時給に考えることができるか?
仕事の量を分析していますか?
自分で今やっている仕事を時給に変換できる人
ひとつの仕事にかける時間を分析しています。それにかけられる時間を計算し、その時間内で終わらせられるように計画を立てます。
こういう感覚で仕事をしている人は仕事の速い人です。例えば、コンサル相談料1時間○○円のようにあらかじめ値段が設定されているとその時間のうちに悩みを解決しようと相談内容をリストアップし1時間に対する悩み解決と相談料を比較します。
この考え方を日々の仕事でも把握できるように分析をすることをおすすめします。
「時間単価=時給」で考えることで仕事の効率化が図れます。経営者だからできるのではないかと考えることはありません。
仕事の速い人はこの考えを身につけています。
会社に依存しすぎて時給を決められない人
会社勤めだから自分には関係ないとすると仕事が速くはなりません。仕事に対し自分の労働時間を提供して会社からお金をもらっている場合、労働時間を削減しても同じ品質のものが作ることができれば時給を上げたことになります。
時間をいくらでもかけていいから、ひとつひとつのものを丁寧にするだけでは仕事を速く進めることは出来ません。相手の満足できるものを提供することができればなにも問題ありません。
速く仕事をすることで無駄なサービス残業をする必要もなくなります。時給1000円の人が1万円を稼ぐには10時間の時間を会社に提供しなくてはなりません。
しかし、能率を上げ時給を2000円になれば5時間だけの提供となり、余った5時間でさらに能率を上げ、時給を上げることにつながります。会社勤めだからこそ、時間を有効に使うことで自分の描く理想の将来に結び付けることができます。
まとめ
明確な目標を持つことで仕事も速くなり、理想の将来を得る可能性が高くなります。いまからでも明確な目標を立てましょう。